1. HOME
  2. 健康お役立ち情報
  3. 今月の話題
  4. 梅雨に起こりやすい体調不良とその対処法

梅雨に起こりやすい体調不良とその対処法

梅雨予報2018

雨により寒い日が続いたと思えば翌日は急に気温が上がるなど、気象の変化が激しい梅雨の時期は、いつも以上に体調管理に気をつける必要があります。
下の表は過去60年間の計測結果から予想される、今年の梅雨入り、梅雨明けの時期の目安です。本州では6月から7月にかけて約一ヶ月の間梅雨の日が続きます。梅雨入りにも梅雨明けにも、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間というものがあります。表には、その「移り変わり」の期間のちょうど真ん中の日を指しています。
梅雨が近づいてきたら、天気予報をこまめにチェックしましょう。

梅雨予報2018

梅雨の3つの気象とその影響

寒暖差

1年のうち、春に次いで気温差が激しく体調を崩しやすいのが梅雨どきと秋の長雨のときです。梅雨どきは、梅雨前線の北側に入ると気温が下がって「梅雨寒」になります。梅雨寒の日は、リウマチや関節痛、ぜんそくの発作が増えるので要注意です。また、梅雨前線の南側に入ると今度は一気に蒸し暑くなります。人間が気温の変化に順応するのにかか る時間は1週間ほどといわれています。梅雨寒が続く日から突然暑くなると体がついていけず、寒暖差による疲労をおこし、免疫力の低下や気分の落ち込みの原因にもなります。

高湿度

湿度が高いと体内の水分が排出されにくくなり、余分な水分が溜まってしまいます。その状態を「水毒」といいます。「水毒」になると代謝が悪くなり、消化器官に影響を起こし下痢や便秘、消化不良になる恐れがあります。また、手足が冷える、全身がむくむなどの症状もあらわれます。アレルギーがある方はアレルギー症の悪化の原因にもなります。あまり汗をかかない方や、トイレの回数が少ないは特に注意が必要です。

低気圧

気圧の変化によって体調にも変化を感じる事があります。その中でも特に体調を崩しやすくなるのが、気圧が低くなる時です。自律神経には交感神経と副交感神経があります。この2つのバランスが崩れることが自律神経の乱れになります。交感神経が優位になると「血管を収縮させる物質が分泌され、肩こりや頭痛、腰痛の原因となります。逆に副交感神経が優位になると、体が休もうとして急に眠気やだるさが襲ってきます。自律神経が乱れやすいという方は注意が必要です。

梅雨の体調不良を吹き飛ばす改善方法!

目元、首元を温める

 血の巡りがよくなり体が温まります。寒いと感じていないときでも、目や肩にこわばりを感じたらぜひやってみてください。自律神経が安定するため、血行が良くなるだけでなく気分も落ち着きます。

こんな方に効果的

雨の日こそ体を動かす

雨が降る日が続くと、出かけることや歩くことが減り、運動不足になるのは当然です。運動不足は血液循環の不全や自律神経の乱れを起こす要因に もなります。気分をリフレッシュするためにも梅雨の時期こそ運動しましょう。本誌に掲載の健康体操もおすすめです。

こんな方に効果的

タンパク質を摂る

タンパク質は、免疫力に必要な抗体や消化・吸収に必要な酵素の原料となります。鶏肉や魚、大豆、乳製品などタンパク質を適切に摂るとよいでしょう。

こんな方に効果的

明るい服を着る

梅雨による憂鬱な気持ちは、明るい色のものを身につけることで改善されることがあります。服に限らず、元気の出る赤や黄色、オレンジ色などの品物を買ってみてはいかがでしょうか。前向きな気持ちになれます。

こんな方に効果的

体調や生活に気を付けて、今年の梅雨を乗り切りましょう! Meron家族の対策


監修


  株式会社 医療経営研究所
薬剤師 富永 敦子
NPO法人 ふぁるま・ねっと・みやぎ理事/(社)宮城県薬剤師会常任理事/
(社)日本薬剤師会編集委員/みやぎ21健康プラン推進協議会委員
1959年生   茨城県出身
1982年   東北大学薬学部卒業


この記事をおすすめする