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インフルエンザにかかる前にできること

感染経路とその対策を知っておく

飛沫感染

 インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から出る飛沫による感染です。飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する確率は大きく減ります。飛沫感染の範囲は最大約2メートルで、1度の咳で約10万個、くしゃみで約200万個の菌やウイルスが飛ぶといわれています。

対策予防やエチケットのためマスクをしましょう

 予防だけでなく、感染を拡げないためのエチケットとして、咳やくしゃみが出るときは必ずマスクをするなど、口と鼻を覆いましょう。また、鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うことが大切です。

予防やエチケットのためマスクをしましょう

空気感染

 飛沫が空気中を飛んでいるうちに、含まれている水分が蒸発し、飛沫核という極めて小さな微粒子となることがあります。飛沫核は、飛沫感染の範囲である2メートル以上離れていても感染することがあります。湿度が40%以下の空気が乾燥している空間では、ウイルスが長く空気中を漂い、感染性を持てるようになります。

対策食事と睡眠で体力を養いましょう

 加湿器などを使って適切な湿度の50~60%に保つことが予防に効果的です。また、インフルエンザに感染しても発症をさせないために、バランスのとれた食事と睡眠で、しっかりと体を休めることが大切です。

食事と睡眠で体力を養いましょう

接触感染

 公共施設のドアノブや、電車やバスなどのつり革、不特定多数の人が触る部分には気をつけましょう。それらにインフルエンザウイルスがついていた場合、触った手で自分の口や鼻、おにぎりなどの手を使う食べ物を触ってしまうと、インフルエンザにかかる確率が高まります。家族など身近な人がインフルエンザにかかっている、または可能性がある場合は、コップやお皿などを共有することはとても危険です。

対策外から帰ったら手洗いうがいを忘れずに

  外出から帰ったら、菌やウイルスを家の中に持ち込まないよう手洗いうがいを心がけましょう。アルコールを含んだ消毒液を使うのも効果的です。

外から帰ったら手洗いうがいを忘れずに
予防接種について

予防接種について

インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があります。特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方にはおすすめいたします。

「もしかして」が大切 隠れインフルエンザ

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。感染力の高いA型は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。それに加えて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。B型は、基本は高熱が出ますが、微熱の時もあり、A型に比べると消化器症状がでることが多いようです。以前は数年単位で定期的に流行していましたが、最近はB型も毎年流行しているようです。そのため、自分や身近な人がインフルエンザにかかっていることに気づかないで過ごしてしまう、隠れインフルエンザが感染を増やしているかもしれません。最近のインフルエンザの特徴を捉え、微熱でも「もしかして」と思ったらすぐに病院で診察を受けましょう。

インフルエンザ予防のためのおすすめ食材

 普段の食生活から、インフルエンザに負けない体をつくることも大事な予防のひとつです。
栄養バランスの他にも、予防に効果のある食材を取り入れた食事を心がけましょう。

インフルエンザ予防のためのおすすめ食材
インフルエンザに伴う異常行動ついて

インフルエンザに伴う異常行動ついて

インフルエンザにかかった時には、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、徘徊するなどの異常行動が報告されています。少なくとも治療開始後2日間は小児・未成年者を一人にしないでください。

連続感染に気をつけよう


監修


  株式会社 医療経営研究所
薬剤師 富永 敦子
NPO法人 ふぁるま・ねっと・みやぎ理事/(社)宮城県薬剤師会常任理事/
(社)日本薬剤師会編集委員/みやぎ21健康プラン推進協議会委員
1959年生   茨城県出身
1982年   東北大学薬学部卒業


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