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インフルエンザの予防と対策

湿度と室温の関係

 日本の冬は、11月~2月頃まで気温・湿度が低下し、寒くなって空気が乾燥します。この環境では、喉や鼻の粘膜の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすい状態になります。
 インフルエンザウイルスは、気温・湿度が低いほど生存率が上がるので、気温・湿度が低い時には注意が必要です。しかし、湿度が高すぎるとカビの発生原因にもなるので、湿度は50%~60%に保つとよいでしょう。

インフルエンザウイルスと湿度/ 室温の相関

感染経路と予防

 インフルエンザの感染経路は、大きく「飛沫感染」と「接触感染」に分けられます。
 普段から咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと、咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うことなどを心がけましょう。

主な感染経路 暖房による乾燥に注意!

 インフルエンザを予防するためには、湿度・室温管理の他に、次の方法が有効と言われています。

●ワクチン接種
流行前のワクチン接種は発病の可能性を低減させ、重症化の防止に有効と報告されています。
●外出後の手洗い
流水や石けんによる手洗いは、ウイルスの物理的な除去に有効です。アルコールによる消毒も効果が高いと言われています。
●休養と栄養摂取
バランスのよい食事や睡眠は、身体の抵抗力を高めるために大切です。十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
●人混みを避ける
高齢者や、子ども、妊婦、疲労気味・睡眠不足の方は抵抗力が落ちているので、人が混みあう場所への外出は控えましょう。

かかってしまったら?

 すぐに医療機関を受診しましょう。発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬を服用することで、発熱期間を短縮することができるとされています。

インフルエンザの出席停止期間

 また、インフルエンザにかかると、肺炎、脱水、持病の悪化といった症状が見られることがあります。特に高齢者や子ども、心不全・糖尿病・喘息などの持病を持っている方は、しっかりと体調を管理しましょう。

重症化のサインを見逃さないで!
日頃から、免疫力を高める食事や規則正しい生活を心がけ、ウイルスに負けない身体づくりを心がけていきましょう。 Meron家族


監修


  株式会社 医療経営研究所
薬剤師 富永 敦子
NPO法人 ふぁるま・ねっと・みやぎ理事/(社)宮城県薬剤師会常任理事/
(社)日本薬剤師会編集委員/みやぎ21健康プラン推進協議会委員
1959年生   茨城県出身
1982年   東北大学薬学部卒業


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