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介護予防について

介護予防4つのポイント

 高齢者が、認知症や寝たきりにならず、自分らしく 生きるためには、生活習慣病の予防と運動機能に関する 悪循環をいかに断ち切るかが重要です。
 4つのポイントから介護予防を考えていきましょう。

身体の健康

 生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリックシンドローム)にならないために、あるいは重症化しないためには、身体を動かすことと、栄養管理が大切です。年齢とともに 筋肉量は減少します。筋肉量を保持するためには、たんぱく質をしっかりととり、自分にあった筋肉トレーニングや有酸素運動を行うことが重要です。また、血圧や腎臓への負担を考えて、塩分摂取量を9g/日以下に心がけることや、動脈硬化予防にはバランスのよい食事をとることも大切です。

身体の健康

口腔の健康

 口の中の健康は、美味しく食事をとるためにもまた他の人とのコミュニケーションにも関わってきます。虫歯はもちろん治療する必要がありますが、「口の中が乾燥する」「食べ物が口の中に残る」などの症状には要注意です。一般的には年齢とともに、唾液の分泌量が減ってきますので、こまめに水分やゼリーなどをとったり、飲み込み力の低下を防ぐためには、よくかんで食べること、口の運動や口の周りのマッサージもおすすめです。また、歯石取りや検査のために、定期的に受診できるかかりつけの歯医者を持ちましょう。

口腔の健康
口腔の健康
口腔の健康

精神の健康

 老いに伴う喪失体験や自分自身の体調の変化などがきっかけで、「うつ病」になることがあります。こころの病気はけだるさや無気力を生むだけではなく、睡眠障害や食欲の低下も招きます。「眠れない」「食べたくない」などの症状があったら、早めに専門の医師に相談しましょう。外出して他の方と会話をしたり、趣味を持つことは認知機能の低下防止やうつの予防に効果があります。
 一人で悩まず、シルバーセンターや地域包括支援センターなどに相談しましょう。また、地域への活動を行うのもよいでしょう。

精神の健康
精神の健康

環境の整備

 住み慣れた環境の不具合をチェックしてみましょう。元気にしていても、高齢者の場合、骨折によって寝たきりになることもあります。段差はありませんか?床は滑りやすくないでしょうか?手すりや滑り止めを用意しましょう。

環境の整備
環境の整備
環境の整備
Meron家族の介護予防


監修


  株式会社 医療経営研究所
薬剤師 富永 敦子
NPO法人 ふぁるま・ねっと・みやぎ理事/(社)宮城県薬剤師会常任理事/
(社)日本薬剤師会編集委員/みやぎ21健康プラン推進協議会委員
1959年生   茨城県出身
1982年   東北大学薬学部卒業


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