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  4. インフルエンザと免疫力の関係

     
 
インフルエンザと風邪の違い
  インフルエンザ か ぜ
病原体 インフルエンザウイルスA型、B型 ライノウイルス、アデノウイルス
コロナウイルス
発病
ある日突然 徐々に
おもな症状
高熱(38〜40度)、全身痛 鼻や気道の症状
罹患期間 比較的短い やや長引く
合併症 気管支炎、肺炎、脳炎、脳症 ほとんどない

インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症が原因なことに対し、かぜ(かぜ症候群)は、種々のウイルス感染によって起こる上気道炎の総称です。普通のかぜは、のどの痛み、鼻汁、せき、くしゃみなどの症状が中心で、一般的に軽度です。一方、インフルエンザの場合は悪寒、倦怠感、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、併せてのどの痛み、鼻汁、せきなどの症状も見られます。

感染した人が咳やくしゃみをすることで、ウイルスを含む飛沫(0.005mm以上の水滴)が飛散し、これを健康な人が鼻や口から吸い込むことで感染する経路です。
皮膚と粘膜の直接的な接触、あるいはドアノブなど中間物を介する間接的な接触によってウイルスを伝達する感染経路です。
飛沫の水分が蒸発して乾燥し、さらに小さな粒子「飛沫核」となって、空気中を漂い、離れた場所にいる人がこれを吸い込むことによって感染する経路です。

インフルエンザウイルスは、その性質により、A型、B型、C型の3タイプに分けられますが、大規模な流行を起こすのは、感染力の強いA型とB型です。インフルエンザウイルスは、普通の風邪ウイルスと違い、空気中にただよって長時間生存することができるので、ウイルスがいる空気を吸い込むだけでも、感染してしまいます。
そのため、感染者がいれば、その周辺にいる人にも感染しやすくなってしまうのです。

鼻の粘膜を守るために分泌されます。また、鼻水に含まれている分泌型IgAやリゾチームといった物質で病原体に対抗していると考えられています。
ウイルスや細菌が混じったたんを吐き出そうとして出ます。また、気道粘膜が
炎症によって過敏になり、神経を介して咳中枢が刺激されて起こります。
  ウイルスと交戦中の免疫の力を強めるために、脳が命令して、発熱していると
考えられます。

風邪をひくと、鼻水やせき、発熱などのつらい症状が現れます。これらの症状は、ウイルスの刺激や毒素のせいで起こる場合もありますが、逆に、体が健康な状態に戻ろうと、ウイルスと闘っている証拠だと考えることもできます。

人の体には、外敵から身を守る「免疫機構」が備わっています。体温が上がると、免疫が強さを増すとともに、病原体が増えにくくなるので、ウイルスが侵入してくると、脳が熱を出すよう命令するのです。
せきや鼻水も、外敵やその残骸を排除しようとする働きです。このように、つらい症状は、実は体が懸命に闘っている証拠なのです。
ただ、過度の発熱(39℃以上)が長く続くと、酵素などの働きが損われるため、体にとっては害となります。




   
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