爪白癬の薬

今回は、爪の水虫の方に使用される薬についてご説明します。原因となる白癬菌に対して抗菌作用を示す薬です。爪の水虫の治療においては、塗り薬では効果が不十分といわれており、飲み薬が使われます。飲み薬は一般用医薬品ではなく、医師が処方する処方せん薬です。

現在、飲み薬はイトラコナゾールと塩酸テルビナフィンの二つです。

イトラコナゾールは、パルス療法と継続服用の二通りの方法があります。パルス療法は、イトラコナゾール1回200mgを1日2回食直後、1週間継続して服用後3週間休薬を1サイクルとする方法です。これに対し継続療法は、50~100mgを1日1回食直後に服用します。イトラコナゾールは、他の薬との相互作用がある場合があるので他に薬を飲んでいる方は薬剤師にご確認ください。

塩酸テルビナフィンは、1日1回服用します。重篤な副作用に肝障害があるので、服用前と随時肝機能検査が必要です。服用は約半年が目安とされます。

また、塗り薬は、爪周辺の足部白癬に有効であり、1日1回の塗布でよいので、みかけ上治ってもしばらくは継続して塗るとよいでしょう。処方せん医薬品だけではなく一般用医薬品にもあります。剤型としては、クリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、液剤、スプレー剤がありますが、乾燥していれば爪周辺には液剤がおすすめです。


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